江戸川区議会意見書

都立小松川高校定時制・都立小岩高校定時制の存続に関する意見書

江戸川区議会文教委員会で、「小岩・小松川定時制の存続に関する陳情」が全会一致で採択。（2002/12/02）
継続審議になった前回「陳情」を取り下げて、新たに「計画実施に当たっては募集停止の時期も含めて現場の教職員や保護者・生徒・卒業生・地域住民の意見を尊重して十分に話し合い、一方的には進めないこと」の都への意見書を求める陳情として出し直したもの。陳情署名は、8651筆。

江戸川区議会本会議が開かれ､文教委員会で採択された「陳情」を全会一致採択。（2002/12/05）それを受けて提案された意見書も全会一致で採択されました｡この意見書は､江戸川区議会から都知事と都教育委員長宛てに近日中に出されます。
　｢都立小松川高校定時制・都立小岩高校定時制の存続に関する意見書」のおもな部分は以下の通り。
―――　定時制高校は､勤労青少年をはじめ、様々な生徒に対する就学機会を提供しています。こうした生徒たちが４年間通い続けるためには､学校が勤務先や家庭に近いことが大きな条件であり､学校間の距離､交通状況などへの配慮」は必要不可欠です｡広範な地域にある定時制高校を一つにまとめた昼夜間定時制高校が､現在の夜間定時制の受け皿になり得るものなのか疑問であり､計画の修正も必要と考えます｡よって､江戸川区議会は､東京都に対し、「都立高校改革推進計画・新配置計画｣の実施にあたっては､募集停止時期も含めて現場の教職員や保護者､生徒､卒業生､地域住民の意見を尊重し､十分話し合い､一方的には進めないことを強く要望します｡