[東久留米市議会]
久留米高校と清瀬東高校の統合に反対する意見書
久留米高校は、昭和40年に開校して以来、1万人以上の卒業生を世に送り出してきた。
この間、全日制、定時制ともに常に地域とのつながりを大切にし、部活動、勉学、課外活
動、行事と、あらゆる場面で地域の方々の理解と応援を得て発展した。
この「久留米高校」の名前が教育委員会の一方的な統廃合計画のもとに学校関係者、地
元住民の理解が得られないまま消え行こうとしている。
教育委員会は、平成19年に久留米高校と清瀬東高校を統合し、全く別の全・定併置の総
合学科高等学校をつくろうとしている。生徒数が減少している今こそ求められていること
は、高校を減らすことではなく、1クラスの人数を減らして行き届いた教育を地域ととも
に育てていくことと考える。
以上の趣旨から下記の項目について、意見を申し述べる。
1.中学生の高校就学の機会を保障するため、予定している久留米高校と清瀬東高校の統
廃合を行わないこと。
1.学校関係者、地元住民の意思を尊重し、既に出された統廃合計画を抜本的に見直すこ
と。
以上、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。
東京都知事・東京都教育委員会委員長宛
平成11年9月20日 東久留米市議会議長名