[板橋区議会]

    板橋区内の都立高校の統廃合に関する意見書

 東京都教育委員会は、平成9年9月、都立の全日制高校と定時制高校を新たに「総合学科高校」「単位制高校」「チャレンジスクール」等に再編する「都立高校改革推進計画」を発表した。
 現在、第4学区では、第一次統廃合計画に沿って5校の統廃合が進められており、当区では北園高校定時制が廃止され、さらに昨年6月に発表された第二次統廃合計画案では、北野高校と志村高校を統廃合し、全日制及び定時制併置した単位制高校を単位制高校を発足させることとなっている。
 いうまでもなく、都立高校は様々な生徒に対して就学機会を提供しており、統廃合計画は地域住民、とりわけ中学生の進学に大きな影響を与えるものである。
 これまで東京都教育委員会は、都立高校の長期計画策定にあたり、広く都民の理解を求め進めるとしてきたが、これらの計画は、いずれも地元住民や区議会等の関係者に充分な説明が行われないまま進められ、多くの区民から不安の声があがっている。
 よって、板橋区議会は、東京都に対し、板橋区内の都立高校について、学校関係者、地元住民等に対する充分な説明及び意見聴取を行うよう強く要望するものである。
 以上、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

          東京都知事・東京都教育委員会委員長宛
                     平成12年11月22日  板橋区議会議長名

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