[葛飾区議会]

   葛飾区内の都立高校改革推進第二次実施計画に関する意見書

 東京都教育委員会は、平成9年9月、都立高校について、特色ある学校づくりの推進や規模と配置の適正化などを目指した「都立高校改革推進計画」を発表し、引き続き平成11年10月には、葛飾区内の水元高校と本所工業高校とを統合し、新たに総合学科高校の設置を含む「都立高校改革推進計画第二次実施計画」を策定した。
 都立高校は、様々な環境にある生徒に対して就学の機会を提供しており、この計画には、学校関係者をはじめ、地域住民、とりわけ中学生やその親から多大な関心が寄せられている。
 これまで東京都教育委員会は、葛飾区内の都立高校の改革推進計画について、説明会を数次にわたり開催しているが、関係者から不安の解消や理解を深めるために、十分な説明の場を設け、意見聴取を行ってほしいとの声が上がっている。
 よって、本区議会は、東京都に対し、葛飾区内の都立高校の改革推進計画について、学校関係者をはじめ地元住民等に対する説明及び意見聴取をさらに行い、関係者の理解を深めた上で計画を進めるよう強く求めるものである。
 右、地方自治法第99条の規定により、意見書を提出する。

         東京都知事・東京都教育委員会宛
            平成13年3月29日  葛飾区議会議長名

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