定時制の灯を守ろう! NO、70    2003.3.11
守る会連絡会便り   都立定時制高校を守る会・連絡会
URL:http://homepage3.nifty.com/save-teiji/  連絡会事務局発行


3.9「都立定時制高校を守る会」集会報告

 3月9日、都立定時制高校を守る会連絡会の集会が全水道会館の会場を埋め尽くす保護者、卒業生、生徒、教職員50余名の参加で行われた。はじめに近藤代表から、守る会は新配置計画の発表から「どの子にも学ぶ機会を」ということで取り組んできたが、この計画で果たしてそうなるのか心配である。都教委の担当の方からご説明を受けたい、と挨拶があり、続いてほぼ2時間に渡って前田課長の説明と質疑応答が行われた。
 前田担当課長は用意された資料に基づいて、今次計画の考え方と実施計画についての概略を説明し、守る会が事前に提出していた質問書への回答を項を追って行った。
 その後参加者からの質問が続出し、ほぼ2時間に渡って担当課長との質疑応答が行われた。
特に中高一貫校での全定併置を認めないことから来る小石川・両国の学年中途での校舎変更について質問や意見が集中し、都教委担当者はその理由を「全定併置の課題」と「中学低学年の生徒との年齢差」として説明したが、十分な論理構成ができていないという印象は免れないものであった。以下、守る会連絡会の提出していた質問書、都教委前田課長の説明、都教委への参加者の質疑応答、またその後の集会後半の参加者各校の報告の概略を収録した。

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改革推進担当 前田課長 殿            3月3日
                                         都立定時制高校を守る会連絡会
                                            代表  近藤 みつる

定時制の「新たな実施計画」に関する質問事項

1.今年の入試の状況と夜間定時制の必要性についてどう見ているのか。
@ 定時制の生徒の多くが昼間働いている実態があり、不況の長期化の中で、夜間定時制でなければ学習出来ない条件の生徒も増加してきています。そうした生徒にとっては少数の昼夜間定時制では仕事と学校を両立することが一層困難になると考えられますが、どう考えているのでしょうか。
A 不登校の生徒の中には遠くまで通うことが困難な生徒も多く、地元にある少人数の学校だから通えるという生徒が少なくありません。そういう生徒の学習権をどう考えているのでしょうか。
B 今年の1次入試の定時制の応募状況は、昨年度より実数は減っているが倍率は増えているとのことです。統廃合対象校でも昨年並みか昨年以上に応募がある学校があるようです。2次ではもっと多くの生徒が定時制にくる可能性があります。大規模な定時制の統廃合は、このような実態に反しているのではないでしょうか。どう考えているのでしょうか。

2.「新実施計画」策定過程で、「区・市・町議会決議」「意見書」の扱いを始め地域の意見をどう反映させ、今後どう反映させていくのか。特に、生徒の声をどう聞いていくのか。
@ 品川区、杉並区、中野区、豊島区、板橋区、文京区、江戸川区、武蔵野市、大島町などの各議会で、行政区内の都立定時制高校の統廃合について意見書等が採択されているが、それをどう受け止め、どう対応したのか説明して下さい。
A「新配置計画」の該当校では、定時制生徒に具体的にどのような説明が行われ、生徒の意志をどのように確認したのか説明して下さい。

3.昼夜間定時制高校について、各種検討会等が設置され具体的な検討が進められていると聞いているが、この経過と現状はどうなっているのか。
@ 現在設置されている「検討委員会」の種類・目的・委員の構成・委員の選出基準などについて具体的に説明して下さい。
A それらの検討状況と今後の予定を説明して下さい。
B これらの検討に教職員や生徒・保護者の意見はどう反映されるのでしょうか。

4.小石川・両国の生徒はなぜ通学場所を変更しなければならないのか。中高一貫校はなぜ夜間定時制を排除するのか。
@ 大島以外では、通学場所の変更が中高一貫校に関連してのみ行われる理由を説明して下さい。
A 通学場所の変更によって、もし、在校生が退学を余儀なくされるような事態が生じた場合、学習権の保障という観点から、教育委員会はどのような責任をとるのか説明して下さい。

5.大島南分教場の廃止を1年延期したが、なぜ全員が母校で卒業まで勉強できないのか。
@ 大島南分教場に入学した時点で、通学場所変更を知らされていない生徒に通学場所変更を強行することは法的にも問題があるのではないでしょうか。生徒の学習保障をどう考えているのでしょうか。
A 都教委は「今いる生徒に迷惑はかけない」ということを繰り返し言っていましたが、通学場所変更はこれに反するのではないでしょうか。
B 来年度の分教場の教職員が大幅に減らされるようなことを聞いています。この1年間、教職員数や予算などの教育条件はきちんと保障されるのでしょうか。

6.今後の定時制振興策をどのように考えているのか。
@ チャレンジスクールと昼夜間定時制の違いをあらためて説明して下さい。
A こうした新しいタイプの定時制高校設置以外に、どのような定時制振興策を考  えているのでしょうか。
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<都教委前田課長説明>

@現状と課題
 前田です。藤森課長も同席している。資料として改革推進計画の抜粋を用意した。改革計画は平成9年度に発足した。「新たな実施計画」の特に定時制に関わる部分について、ご説明する。計画策定にあたっての都教委の基本的な考え方を述べている。昭和20年代から勤労青少年の教育機関として定時制教育が行われてきた。その後定時制の生徒数は就労構造の変化により、ピークに比べて生徒数が2割台になっている。また、生徒の層が多様化してきている。この二つが定時制についての状況変化である。これに対応するのが都教委の課題である。生徒数の減少はもっと早い時期から始まっていた。その意味では対応が既に遅れている。生徒の多様化に対応するという点では、新しい昼夜間高校を整備して対応していくことと、通信制の活用で対応していく。この現状と課題を踏まえて対応する計画が実施される。

A改革の方向
 平板な金太郎飴的な教育課程を変えて、多様な生徒に対応するそれぞれのニーズに沿った改革である。概ね以下の3つのタイプがある。@チャレンジスクール A新たな昼夜間定時制 B定時制の単位制高校 があるが、後で説明する。

Bこうした学校と別にもう一つ修業年限の弾力化で対応する。生徒の変化で修業年限も3年でもやっていける生徒が増えている。新宿山吹等の単位制高校との連携やそれには学外の単位の認定等の対応も考えている。

Cトライネットスクールの設置
 定時制の問題だけではないが、通信制の活用ということも含めてセーフティネットとして整備していきたい。様々な高校を用意することで多様な生徒のニーズに応えていく。

D新しい3つのタイプの学校の概要
@単位制高校:新宿山吹型であり、多摩にもう一校つくる。無学年制である。自主自学ができる、主体的に進路選択もできる比較的学力の高い生徒を想定している。新宿山吹は開校以来2倍以上の入試倍率があり一定のニーズがあることがわかる。
Aチャレンジスクール:総合学科の単位制として不登校経験者や全日制退学者を受け入れる学校と位置づけている。桐ヶ丘と世田谷泉が開校している。既に評価も受けているし、倍率も高い。更に増やし全部で5校開校予定である。
B新しい昼夜間定時制、多様な子どもを広く受け入れて社会性を培っていく。この学校は普通科の学校にする。HRなどは学年制の良さも残していく。基本構想の検討委員会をつくって検討している。

E少子化時代の質の高い教育の場
 ここでは統廃合についての基本的な立場を書いた。

F実施計画
@一次実施計画:桐ヶ丘・世田谷泉・江東地区チャレンジを策定。
A二次実施計画:港地区チャレンジ・多摩地区単位制(トライネットを含む)を策定。
B新たな実施計画:千代田地区昼夜間・台東地区昼夜間・中野地区・杉並地区昼夜間・八王子地区昼夜間を策定。
・新たなタイプが千代田地区・台東地区・杉並地区・八王子地区
 ・チャレンジが中野地区

<「守る会」からの質問書について>

1.入試状況と夜間定時制の必要性
@定時制生徒が働いている実態、基本的に定時制は夜間に学ぶ勤労青少年のためにつくられた。生徒数がピーク時の21.5%まで減少している。学校数の減少は17.2%で、生徒数に対応していない。生徒の状況では正規雇用は10%未満になっている。中3時点で定時制を志望している生徒数は平成6年度以降800人前後、今年度も812人である。今回の計画実施後でも55校残しているので昼間働いている勤労青少年についての受け皿はある。
A生徒の学習権については、地域バランスを考慮して通学可能範囲に設置している。チャレンジや通信制としてのトライネットスクールなど通信制を通しても対応していく。
B今年の入選で若干の比率の増加はあるが、桐ヶ丘や世田谷泉が入っているのでそこが増加している影響である。この2校の受験倍率を見れば、少しでも昼夜間定時制の拡充が必要だと考えている。

2.区・市議会などの意見書をどう反映させるか。
@区議会市議会などの意見書については、教育委員会で各委員に周知して、参考にしている。
A計画案発表時に対象校の学校長を呼び、同窓会PTAなどの学校関係者にははっきり説明するように指示した。その中で当然生徒についても対応されている。

3.昼夜間定時制高校の検討委員会
@新たな昼夜間定時制についてまだわかりずらいという意見もある。現在、検討委員会を設置している。千代田地区は開校が早いので独自に検討委員会を設置している。検討委員会の同窓会やPTAの関係者にも入ってもらっている。下に専門部会を設けている。
A昨年12月に設置した。2回の委員会を開催した。また、その下で専門部会も既に開催している。
B専門部会には教頭や現場の教員にも参加してもらっている。基本問題検討委員会では、この3月に集中的に審議して年度内にまとめる。千代田地区の専門部会は、6月に中間まとめをだして、その時点で広く意見聞く。

4.中高一貫校で通学場所
@変更が、部活動の拡大等での施設利用の面からと、小学校卒業すぐの中学生と定時制生徒との年齢差等から来る心理的な面も配慮した。
A学習権の問題では、入試段階で十分に説明して納得してもらっている。他の定時制への転校についても配慮していきたい。

5.大島南分教場
@分教場は条例や規則に基づくものではなく、暫定的なものである。よって、今いる1〜2年生は通学場所の変更は法的に問題はない。教育委員会として通学保障もする。
A今いる生徒に迷惑をかけない趣旨からはずれるが、クラスは1〜3名という状況なので本校の集団へ行けば、より教育効果を上げられる。
B分教場の教員減(7名→5名)は講師で対応する。分教場についての教育条件は確保する。

6.今後の定時制振興策
 基本的にははじめのところで説明した。基本は不登校経験者に昼夜間定時制の整備で拡充していく。更に教育課程の多様化や3修制などで対応していく。


<Q&A>
Q:南多摩教員:質問事項の4項目で中高一貫校ではなぜ、夜間を廃止するのか。理由として施設利用と年齢差が大きいので心理的な影響があるということだった。これは何か。全定併置は問題だとして、定時制をなくすという論理と同じなのか。中高一貫の場合は必ず定時制をなくすのはなぜか。論理が納得しがたい。南多摩は4学級校で駅にも近い。根拠をもう少しはっきり説明してほしい。
Q:八潮保護者:東京都不登校を考える会の事務局をしている。取りあえず事実問題として、前田課長が定時制生徒が減ってきたというが、90年の中学卒業生に対する定時制入学数は4%、00年には4.7%に割合は増えている。公立中学卒業生に対する割合では増えている。これをどう考えるか。学区撤廃によって、都立高校の人気が上がったとされるが、これは結論を急ぎすぎで、説明責任が十分に果たされていない。説明責任について、一つは今回の多様化されたことについて、中3の生徒や保護者への説明はどうされたのか。二つ目はトライネットスクールとチャレンジスクールだが、市区教委の不登校担当や関係諸団体等への説明や聞き取りは行われたのか。これは不登校の親の立場ではズレていると思う。桐ヶ丘や世田谷泉の倍率は高すぎる。こういう状況では不登校生徒は受験できない。倍率が高いから人気があるというのでは、当事者のことをわかっていない。
Q:文京教員:今回の統廃合は、全体として定時制を切り捨てているといわざるを得ない。生徒も教員も切り捨てている。教育委員会も無理矢理な感じがする。都の方法は責任体制がはっきりしていない。計画をやりっ放しで責任を取っていない。基本問題検討委員会の委員選考はどうやって行っているのか。賛成の人ばかりでやっているように見える。
A:夜間定時制は勤労青少年のためにつくられた経緯があり意義があった。それはその時代背景があった。今の全定併置では5時前に生徒が学校へ入れない。施設利用の問題は課題だといっている。子どもたちが昼働く必然性がない新しい時代には昼夜間高校でやっていく。
 生徒数で90年は、夜間定時制の性格が変わった後だ。昭和40年代とは違う。なぜ今までそれを放置してきたかという問題はある。不登校の子どもにとってチャレンジが基本だが、それに通えない子どもにとって選択肢の一つとしてトライネットをつくる。桐ヶ丘や泉の2次募集が多いということ自体が、一般の入選がないとか、そういうニーズがあることを示している。今回もパンフをつくっている。説明責任はどこまでかという問題になる。

Q:適応学級などからのヒアリングはしているのか。
A:それらの区市町村の教育委員会など様々なチャンネルを使ってヒアリングしている。両国の場合は、全定併置の課題があることで都教委としては昼夜間独立校の設置で解消していく。両国の場合は、施設利用の問題や中等教育前期の生徒も入ってくるので年齢差が大きいこと。定時制教育を否定している訳ではない。移転によるメリットは規模が維持される。3修制なども含めてセットとして移転を決めた。

Q:他の場合は全定併置のままなのに、他の学校との整合性がない。
A:藤森:中学生徒の年齢差があることは、定時制の生徒にとっても望ましくない。また、定時制の先生方にとっても、中学1年生の生徒への指導までは無理がある。お互いにある。総合的に判断して解消することにした。移転によるメリットもある。

Q:他校場合はすべて現校舎使用しながら小松川にしても平行していくそれと整合性がない。
A:特に中高の場合は全定の弊害・課題が大きくなる。優先的に両国では移転した。

Q:九段保護者:心理的な面とは何か。年齢差があることがいけないとは思えない。
A:具体的にどの場面とは、小学校卒業したばかりの生徒と生徒同士の面もあるかと思うが、定時制の先生方にとっても、今でも全定で大変なのにそういう生徒も見るのはどうか。異年齢の中で活動していくのに、一緒に活動していくのは、お互いに配慮した。

Q:12歳と18歳は良くて、12歳と40歳はダメだというのは何か。
Q:九段保護者:73歳で入学した生徒がいる。社会にはそれだけ色んな年齢の人が一緒に生活している。
A:年齢差があるからいけないといっている訳ではない。それだけをもって移転をしている訳ではない。

Q:定時制生徒:私が定時制に通って60歳を超えて、年齢差がある中でそれで学ぶことに結びつくこともある。異年齢と出会うことの大切さも互いにあると思う。もう少し心を大切にしてほしい。
Q:年齢差の問題、心理的な問題の具体例をいってください。
Q:中高一貫はリーダーの養成ということを目的としている。そういう生徒が12歳で、年齢の高い定時制の生徒が同じ校舎にいると問題だから、というのはおかしい。
A:一緒にいることがいけないということではない。定時制の色んな生徒さんがいる中で一緒に学習ができるかという問題がある。小学校を出たばかりの生徒さんと定時制の生徒さん更に全日制の生徒さん、一緒することが教育環境として良いかどうかということである。

Q:墨田川教員:台東商業は不便なところにある。
Q:三鷹保護者:クラブ活動は3部制でどうやるのか。劇的な変化はわかるが、全日制から退学しないような対策はどうしているのか。
Q:八潮生徒:生徒の会のアンケートでは1007人分集まっている。これを渡そうとしたらいらないといわれた。これはなぜか。人権救済の申し立てをしたが、東京新聞によると申し立てが正確性に欠けるとされているがそれはどこか。
Q:富士教員:大島南は5名になるのか2名になるのか。検討委員会に富士のPTA会長には声がかかっていない。賛成者だけを選出したのか。中野区議会の意見書は教育委員会に周知はしたというが、内容的には結果的に全く無視した。教育委員を騙すように報告したのではないか。米長委員は、地域や市町村の賛成もあり、計画に賛成したと書いている。
Q:今回6月からずっと見てきたけれど、定時制の役割が変わったとされるが、不登校や引きこもりは大きな問題になっている。色んな生徒の受け皿としての定時制をもっと位置づけてほしい。倍率がすごいところではなく普通に入れる学校が必要だ。費用の削減ではないか。
A:定時制の役割が終わったとは言ってない。55校残す。不登校の生徒が沢山来ている。そういう生徒へ対応したい。倍率があることが良いことだというのではなく、もっと増やして入れる状態にしたい。100校の定時制があるのがいいとは思えない。だから、それへの対応をしたい。クラブは山吹では非常に良い活動をしている。一緒にやれる時間をつくるべきだというのはこれから研究していく。結果として全日制に入れなくて定時制に来ている実態がある。全日制と定時制の問題は大きな関連がある。計画進学率は96%の計画である。その点ではうまくいっている。ただし、中退者が一つの課題としてある。それらの生徒を夜に縛り付ける必要はない。だから昼夜間定時制。アンケートのことは受け取らないということではなく、法的な手続きを取られているので、私的には不要とした。分教場の教員は5名になります。検討委員会はいろんなとらえ方があるが、計画に反対を言う人を入れても+にはならないので、前向きに改善する議論は取り入れていくのがプラスだと考えている。米長委員の強い意志です。都教委としては操作しようがない。

近藤、お聞きしたことがまだある。多分10月の策定の際にも都民の納得を得てということがあったので、賛成・反対ということだけではなく。本当に子どもたちにより良い学校をつくっていくということでこれからもいろいろお話をしていきたい。
(第1部終了、都担当者退席、その後、集会第2部)


V、守る会の反省・展望など全員発言(紙数の関係で一部のみ掲載します。)
近藤代表:「新配置計画」を認めないということで、6月都議会に陳情を、第一次分として2700筆の署名のと一緒に提出した。これからも見直しを求めていくために5月までに何万人もの声を都議会に届けたい。署名活動に一層のお力添えをお願いしたい。
両国保護者:両国高校で終えることができるようにという趣旨で、都議会与党を含めた紹介議員で請願を出してきた。これを皆さんにもご協力を頂きたい。議会対応を強めていく予定だ。
武蔵高校生徒:生徒の会ですがカンパをよろしく。
上野卒業生:都教委は生徒のためといって昼夜間高校をつくろうとしている。我々には今のままの定時制が必要なのだ。
大崎保護者:不登校だったが、近くに学校があったので通うことができるようになったと思っている。それは誰でもわかることだ。
墨田川:川を一つ渡るだけでも、生徒は行きたくないと言っている。
生徒の会:この問題を知らない人が多く、正しく見られていないと感じている。
小岩生徒:7日に卒業できた。他の人にも同じように卒業してほしい。
大崎保護者:今年で6年間活動してきた。3次で名前を書くか書かないかという状態で入学できた。そういう敷居の低い学校が必要だ。
荻窪保護者:個人でも参加できることがありがたかった。
三鷹保護者:三鷹は60周年で終わることになる。それまでに石原さんにやめてほしかった。
豊島PTA会長:昨日の卒業式でとてもいい顔で卒業していった。登校拒否の生徒が多い学年だった。4年間かけて本当に時間をかけて昨日の笑顔があったと思う。
八潮保護者:倍率が高いとは不合格が増えることであり、それは不本意入学が増えることになる。すると学校現場では管理を強化せざるをえず、中退も増えるということを追求したかった。チャレンジスクールは検討委員会で、体験を重視している。定時制の生徒は昼間働きながら体験をしているのだ。もっと意見をあげていかなければいけないと思った。
豊島保護者:こういう会には今後も出席して行きたい。
八潮生徒:生徒の会でも国連に行く予定だ。生徒の中に動きを広げていきたい。
芝商保護者:息子が高校3年だが、卒業式には活躍していた。9名しかいないが素晴らしい式だった。下の子も1次で芝商に入学した。
大崎保護者:近いから通える。仕事をしながら頑張っている。これからもやっていきたい。
九段保護者:皆さんとともに頑張りたいと思います。
大崎保護者:守る会から連絡はもらっていない。
近藤、今日はご苦労様です。生徒だから意見を聞かないとか反対するから声を聞かないとか民主主義の根元に関わる問題を内包していると思う。ぜひ今後とも運動を進めて行きたい。2月にNHKの首都圏ニュースで取り上げたいと行ってきた。この問題は知れば知るほど問題が大きい。これからも頑張りましょう。

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