請願書

 私たち生徒は、6月28日に校長から分教場を廃校にするという話を聞いてから毎日不安な日を過ごしています。
 地元の方々や同窓会の方々も、「分教場を守る会」を作り、南分教場が廃校にならないように様々な活動をしてくださいました。
 けれども先日の説明会は、地域の実情も、生徒の事情も理解してくれようとしないし、私たちの質問に対しての答えも、全くかみ合わないものでした。開始時間を急に変更したり、質問がとぎれたとたん、説明会を打ち切ったり、一応話を聞くだけは菊が、廃校はすでに決まったことだと言わんばかりの誠意のない対応でした。しかも、その後、学校では以前に担任の先生に話してある「元町に通えない理由」を校長や教頭から威圧的とも言える聞き方で長時間にわたって何回も聞かれたため、私たち生徒は精神的に疲れ果てています。学校を休むようになってしまった生徒もいます。在校生は全員学校を退学せざるを得ません。
 様々な事情をかかえながら定時制に通っている私たち生徒は、全員、南分教場を卒業することを望んでいます。
 どうか南分教場を廃校しにしないでください。
 在校生全員の作文を添えてお願いします。

2002年9月20日

東京都教育長 横山洋吉殿

                                         東京都立大島高校定時制南分教場生徒一同

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