[大島町議会]

    「都立高校改革・新配置計画(案)」についての意見書

 6月27日、東京都教育委員会は都立高校改革、新配置計画(案)を発表しました。
 今回発表した新配置計画(案)では定時制課程は将来的に全日制、定時制併置を解消し、周辺の定時制を統合する計画であり、対象校として大島高校定時制南分教場の廃止が計画されています。教育行政の原点は地域住民、保護者、生徒の声を聞きながら推進することであり、高校改革が進んでいたにも拘わらず、南分教場廃止について、現在校生の入学時には説明もありませんでした。
 また、今回の説明は唐突で、性急な進め方と考えざるを得ません。在校生に直接影響する大島南分教場であります、言うまでもなく定時制高校は勤労青少年のみならず、中学校時代に不登校であった生徒、ハンディキャップを持った生徒など様々な生徒が学んでいます。
 定時制高校は地域に根ざして、住居や職場の近くにあるからこそ生徒達は通うことができるのです。
 よって、大島町議会は、「都立高校改革・新配置計画(案)」の内、大島高等学校定時制南分教場廃止の撤回を求めるものであります。
 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

                     東京都知事宛
            平成14年9月19日   大島町議会議長名

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