品川区内の都立定時制高校の存続に関する意見書

 東京都教育委員会は、平成14年6月、周辺の夜間定時制高校を統合して、三部制の昼夜間定時制独立校を設置する「新配置計画(案)」を提示されました。
 現在、品川区には、小山台高校(普通科170名)、大崎高校(普通科162名)、八潮高校(普通科186名)、鮫洲工業高校(総合技術科90名)が配置され、多数の生徒が在籍しています.
 定時制高校は、勤労青少年をはじめ、様々な生徒に対する就学機会を提供しています.こうした生徒達が4年間通い続けるためには、学校が勤務先や家庭に近いことが大きな条件であり、学校間の距離、交通状況などへの配慮は必要不可欠です。
 したがって、当該(案)によって、八潮高校定時制を他の7校の定時制・通信制と一橋高校の敷地につくる「千代田地区昼夜間定時制」に統合することなどには、到底賛同できるものではありません。
 なお、品川区議会は、過去二回にわたり、品川区内の都立定時制高校の存続に関する意見書を提出してきましたが、当該(案)の取扱いによっては、当区議会の意向が無視される事態が生じかねないので、重大な関心を持たざるを得ません。
 よって、品川区譲会は、定時制教育の一層の充実を求めるとともに、当該校の生徒・保護者・教職員・地域住民の意見を十分に反映し、品川区内の定時制高校を存続させることについて、あらためて強く求めるものであります。
 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出いたします。

 平成14年10月17日
                          品川区議会議長 林   宏

東京都知事 石原 慎太郎殿


 品川区内の都立定時制高校の存続に関する意見書

 東京都教育委員会は、平成14年6月、周辺の夜間定時制高校を統合して、三部制の昼夜間定時制独立校を設置する「新配置計画(案)」を提示されました。
 現在、品川区には、小山台高校(普通科170名)、大崎高校(普通科162名)、八潮高校(普通科186名)、鮫洲工業高校(総合技術科90名)が配置され、多数の生徒が在籍しています.
 定時制高校は、勤労青少年をはじめ、様々な生徒に対する就学機会を提供しています.こうした生徒達が4年間通い続けるためには、学校が勤務先や家庭に近いことが大きな条件であり、学校間の距離、交通状況などへの配慮は必要不可欠です。
 したがって、当該(案)によって、八潮高校定時制を他の7校の定時制・通信制と一橋高校の敷地につくる「千代田地区昼夜間定時制」に統合することなどには、到底賛同できるものではありません。
 なお、品川区議会は、過去二回にわたり、品川区内の都立定時制高校の存続に関する意見書を提出してきましたが、当該(案)の取扱いによっては、当区議会の意向が無視される事態が生じかねないので、重大な関心を持たざるを得ません。
 よって、品川区譲会は、定時制教育の一層の充実を求めるとともに、当該校の生徒・保護者・教職員・地域住民の意見を十分に反映し、品川区内の定時制高校を存続させることについて、あらためて強く求めるものであります。
 以上、地方自治法第99条の規定に基づき、意見書を提出いたします。

 平成14年10月17日
                           品川区議会議長 林   宏

東京都教育委員会委員長 清水 司殿


★意見書までの経過。

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