[杉並区議会]

    杉並区内の都立高校の統廃合計画に関する意見書

 東京都教育委員会は、平成9年9月、大規模な都立高校の統廃合・再編計画を含む都立
高校改革推進計画を策定した。
 この計画では、当面、全日制高校17校と定時制高校17校が統廃合・再編の対象となって
おり、杉並区においては、永福高校、桜水商業高校が統廃合の対象となっている。
 永福高校は、15万人の署名と地域住民の強い要望のもとに開校し、地域の普通科高校へ
の進学希望に応えている。
 また、桜水商業高校は、57年の伝統と特色ある教育課程を有する区内唯一の商業高校で
ある。両校の関係者は存続を求めている。
 杉並区議会は、東京都及び東京都教育委員会に対し、杉並区内の都立高校の統廃合につ
いては、地域住民、保護者及び学校関係者の声を十分に聞き拙速に行わないことを求める
ものである。
 右、地方自治法第99条第2項の規定により意見書を提出する。

          東京都知事・東京都教育委員会委員長宛
                     平成10年6月12日 杉並区議会議長名

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