杉並区内の都立高校の統廃合計画に関する意見書

 東京都教育委員会は、平成十四年十月、学校の統合、改編を全面に打ち出した「都立高校改革推進計画・新たな実施計画」を策定しました。
 この計画では、「全日制課程七校、定時制課程二十五校を削減することとしており、杉並区においては、荻窪高校全日制課程、定時制課程及び杉並高校定時制課程を廃止し、杉並地区昼夜間定時制高校を新設することとしています。
 都立高校の統廃合は、現在通学している生徒や、中学生の高校進学希望者に深刻な影響を及ぼすことが予測されます。
 よって、杉並区議会は、杉並区内の都立高校の統廃合に当たっては、生徒、保護者、学校関係者及び地域住民との話し合いの機会を設け、十分な説明や意見聴取を行い、拙速に実施することのないよう強く要望いたします。
 右、地方自治法第九十九条の規定に基づき、意見書を提出いたします。

 平成十五年三月十四日
                                   杉並区議会議長 

東京都知事 殿
東京都教育委員会委員長 殿


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