『学ぶってなに?』を考える集い のご案内

     - 都立定時制高校の統廃合が進む中で -

 国連の「子どもの権利委員会」が、日本政府に対して東京都を名指しで「定時制高校の統廃合を再考するよう働きかけること」と勧告してから、まもなく2年が経とうとしています。この間日本政府はもとより東京都においても、この勧告を真剣に再考するどころか、「新たな実施計画」(統廃合計画)を着実に実施し、多くの生徒たちから「学習権」を奪っています。
 東京都教育委員会は「都民の様々なニーズに対して、新たな学校を設置し、生徒の学習権は確保している。」とい
っていますが、新たな学校の設置に伴って、その周辺の地域では多くの高校が統廃合され、近くの希望する高校に入
れない「不合格者」が多く生まれています。
 日本国憲法第26条や教育基本法第3条に定めている「教育を受ける権利、教育の機会均等とは何か」「学習権とは何か」について、改めて考えたいと思います。

日 時 2006年2月26日(日)14:00〜17:00
場 所 豊島区民センター(JR池袋駅東口から徒歩5分)


     「国連勧告の持つ意味・教育を受ける権利を中心として」
     講師  世取山 洋介氏(新潟大学助教授 DCI日本支部事務局長)

     「東京弁護士会の意見書・学習権とは何かを中心として」
     講師 児玉 勇二氏(弁護士「定時制を守る生徒の会」人権救済申し立て人代理人)

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