[豊島区議会]

   都立高校「新配置計画案」に対し、都民の意見を十分に聞く機会を設け、拙速に決定しないよう求める要望書

 都教育委員会は、平成9年9月、向こう10年間に都立高校の4分の1を統廃合するという都立高校改革推進計画とその第一次計画を、平成11年10月には第二次計画を決定しました。
 また、本年6月27日には、第三次計画案に相当する都立高校改革推進計画・新配置計画(案)を発表し、10月に決定するとされています。
 新配置計画(案)は、昼夜間定時制高校の設置による夜間定時制高校の大統廃合や中高一貫教育校を各学区に概ね一校ずつ設置するなどを特徴としていますが、特に定時制高校の統廃合は、現在通学している生徒や中学生の高校進学希望者に深刻な影響を及ぼすことが予想され、計画策定に当たっては関係者、地域住民等の意見を十分に反映することが必要不可欠であります。
 よって、豊島区議会は、都立高校の新配置計画の策定に当たっては、生徒、保護者、学校関係者、地域住民等の意見を十分に聞く機会を設け、拙速に決定しないよう強く要望します。

         東京都知事・東京都教育委員会委員長宛
            平成14年10月11日   豊島区議会議長名


注:『としま区議会だより』(第174号・02年12月4日)において、意見書ではなく要望書として提出した経過を、「全会一致で採択とし、意見書を提出することとしましたが、日程の関係により、要望書を提出することとしました」と記載。

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