トップページに戻る「八潮高校定時制を守る会」ニュース
No．３ ８月２９日発行
同封の請願署名（品川区議会用）のお願い
また、署名と思われると思いますが、品川区議会に「都に定時制を残すよう」意見書を出してもらうための署名です。都の説明会の答弁では、公式的な答えしか返って来ませんでした。八潮定時制を残すには、学校関係者以外からも都教委に計画の変更を求める声をあげてもらう必要が重用になってきました。急遽、品川区議会に働きかけ、品川選出都議に働きかけていくことになりました。そのための署名です。９月１７日までに集めなければならないので、家族だけでもかまいませんので、至急集め、担任に渡してください。また、請願署名なので、捺印が必要です。印は同じものでかまいません。品川以外の人でも、未成年でもかまいません。お願いいたします。
区議や都議に八潮の必要性を訴えてください。
これから、一番影響力のある自民党への働きかけが続きます。
ぜひ、可能なところに出席し、八潮の必要性を訴えてください。お願いします。
参加できるところがあれば、教員に連絡してください。
９月３日（火）都議会議員「佐藤裕彦」氏（自民）の事務所にて要請行動
９時５０分 青物横丁駅改札口集合 １０時より、
９月６日（金）区議会自民党塚本幹事長への要請行動
集合 １２時２０分 区議会棟 ３階正面玄関前
９月９日・１０日の予定 紹介議員になることを各派にお願いに行きます。
９月８日（日）「品川区選出都議への要請行動」
名称「品川区定時制高校を守る会」
場所 大井町駅前「きゅりあん」 ５階 第４講習室
午後７時～９時
９月２１日(土)「定時制の灯を守れ！ 都民集会」
１４：００より ラポール日教済（営団神楽坂駅）
都教委の説明会がひらかれました。
８月２８日（水）午後６：３０より教育庁から千代田地区昼夜間定時制高校担当者の前田課長と石原係長がこられ、説明会が開かれました。３０名余の保護者・卒業生が出席し活発な質疑応答がありましたが、説得力のある回答はありませんでした。不満がつのった説明会だったと思います。
区議と都議への要請行動が始まる。
８月２９日、品川区議と品川選出の都議への要請行動を行いました。
公明党都議は、「今回の計画発表は拙速であると役人を怒った。昼夜間定時制を作るのはかまわないが、既存の定時制をつぶすことと結び付けてはだめだ」と話してくれました。
今回述べ１４名（保護者は大崎高校６名、鮫洲工業１名、八潮１名）で午前中は公明、共産、民主（都議も同席してくれました）、合同の品川区議を、午後は都庁に公明都議を訪問し、保護者が体験にもとづき定時制の必要を話し、八潮の存続を訴えてきました。
今後の活動で、自民党区議と都議に訴え、全ての会派に品川区議会で定時制の存続を訴える請願を可決してもらうことと、都議に八潮の存続のため動いてもらうことをお願いしていくことが必要です。
都の考え方 は次のようなものだと思います。
定時制に通っている生徒は、勤労学生（アルバイトは、定職と認めていない。）は非常に少ない。多くの生徒は、昼間の学校に行きたがっている。また、全定併置は弊害がある。だから、都は昼夜間定時制等を作り、設備を改善し、教員を増やし、教育条件を改善するために今回の計画を作った。不登校の生徒のためには、チャレンジや昼夜間定時制を用意したので、そこに通ってもらいたい。多少遠いが、通えないことはない。現在でも、一橋高校に、大田区から通ってきている。
都の考え方の矛盾点
① 八潮定時制の１年生の５割は過年度生であり、八潮は、不登校と勤労生徒と他校を中退してきた生徒のための学校である。
② 定時制の生徒の多くはアルバイトをしており、勤労生徒である。
③ 不登校だった生徒の多くは、昼間の学校が良いのではなく、地元にあり、小規模でアットホームな学校を必要としているのである。
④ 千代田地区の昼夜間定時制のすぐ隣に、台東地区の昼夜間定時制があり、地域バランスを全く無視している。
⑤ 都心にチャレンジや昼夜間定時制を作っても、定時制の生徒の働く場はない。産業構造や雇用情勢の変化を全く配慮していない。
⑥ 品川区内の定時制の定員は８クラス２４０名から、４クラス１２０名に半減し、１００名近くの者が定時制に入れなくなる。（今年の１年生在籍者数は ２０２名）
⑦ 品川区内定時制の地域バランスがくずれ、京急沿線の定時制がなくなり、京浜東北線の東側に住む者は、非常に不便になる。特に八潮団地等。
⑧ 一橋高校は１学区の高校だが、昔から、５学区の生徒が大勢通ってきた学校である。
（５学区の生徒の受験が認められていた。）実質は、５学区の学校である。
⑨ 京急沿線は、高校中退者が多く、勤労学生用の定時制を必要としている地域である。
⑩ 八潮高校は特色を持った高校であり、大崎や小山台の定時制で代替できない。