都教委要請行動
2005年7月29日(金)13時半(31階24会議室) 集合 13:15 都庁第2庁舎1階ロビー
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2005年7月 日
東京都教育委員会
教育長 中村 正彦 殿
「都立定時制高校を守る会」連絡会
代表 森 光男
夜間定時制高校の統廃合計画を抜本的に見直し、一層の教育環境の整備・改善を求める要望書
1. 「国連子どもの権利委員会」第二回勧告、並びに東京弁護士会の「意見書」を尊重し、「高校改革推進計画」とその「新実施計画」の中止・延期を含めて抜本的に見直すこと。
2. 「高校改革推進計画」とその「新実施計画」の抜本的見直しあるいは、「学校のあり方」などについて学校関係者の意見を尊重し、都民に開かれた教育行政を推進すること。
夜間定時制高校関連予算を増額し、全ての生徒が各種補助金を受けられるよう都独自の措置を講ずること
3. 夜間定時制高校の就学の機会や時期を拡大し、「入りやすく、学びやすい夜間定時制高校」となるよう、教育環境の整備・改善に努めること。
4. 最近の高校入学者選抜では、夜間定時制高校を希望しても入学できなかった生徒が多数でたことは、これまでには見られなかったことである。その結果進学をあきらめざるを得ない生徒も出てきており、重大な事態が生じてきている。このような事態がどの様な経緯で生じどの様な影響を与えているのか、総合的な実態調査を実施し来年度の入学者選抜では、このような事態が再び繰り返されることの無いよう改善を図ること。
5. 「高校改革推進計画」に基づく募集停止は、生徒の学習権を侵害するものであり、それを保障するため学校関係者や地元と十分に協議し、特に応募生徒数が増加している地域・学校については募集停止を延期又は募集枠を増やすこと。
6. 両国・小石川両校の在校生の通学先変更は行わないこと。また荻窪高校など、生徒の安全性や教育環境に重大な疑義が生じているところについては、開設年度の延期など実施計画の変更を行うこと。
7. 募集停止校については、在校生が卒業するまで十分な教育条件を確保するため、教員定数の激減緩和など教育条件整備に特別な配慮を行うこと。
8. 夜間定時制高校の生徒定員を現在の「30人学級」から「20人学級」にし、教職員定数も増やすように計画を策定すること。
以上